日本語教育のアドバイザー
OCGに日本語教育のアドバイザーとして参加いただいている方々は、アメリカ全土の学術会でも名の通った、”ヘリテージ教育”のエキスパートです。 ヘリテージ教育の対象者というのは、日本に住む日本人の生徒とアメリカに住む、日本や日本語との何もつながりのない生徒とのちょうど中間点にあたり、 当校の生徒の大部分がこの”ヘリテージ教育”の対象です。
アドバイザーの方々は、様々な経験レベル対象の日本語教育の教材やカリキュラム作りを数多くこなしてきたご経験があり、今回OCGでも新たなカリキュラム作成のためにご尽力くださいました。 アドバイザー皆様のご協力により、OCGはこれからも地域一の日本語教育を目指してがんばっていきたいと思います。

片岡 裕子先生
OCG カリキュラムアドバイザー
アジア・アジア系アメリカ人研究 教授
カリフォルニア州立大学ロング・ビーチ校
片岡教授は国際的に業績のある日本語教育法の権威で、日本語教育に35年以上、 日本語教授法の教育に20年以上の実績を持っておられます。
学術野以外でも、国際交流基金の学術長・国際スタンダード委員会の主幹を兼任、大学の日本語AP(アドバンスド・プレースメント)試験監査にも関与なさっており、 その業績は外国語教授法のリーダーシップ賞など数々の授与にたたえられています。 また、息子さんは2010年の6月にOCGを卒業した、OCGファミリーの一員でもあられます。

ダグラス雅子先生
OCG カリキュラムアドバイザー
アジア・アジア系アメリカ人研究 教授
カリフォルニア州立大学ロング・ビーチ校
ダグラス教授のご研究は年少からの口語を含めた、ヘリテージ言語の習得法がご専門であります。 下は幼稚園児から大学生まで、JHL生徒の学習カリキュラムの開発に幅広く携わっていらっしゃいます。 日本語教師会内で、JHL専門分会を主幹しており、JHLジャーナルの創立者でもおられます。

知念聖美先生
OCG カリキュラムアドバイザー
アジア・アジア系アメリカ人研究 准教授
カリフォルニア州立大学ロング・ビーチ校
知念助教授のご専門は第二言語の習得法で、 その中でもヘリテージ教育法、社会心理学とイマージョン教育をご研究されております。 また、JHLジャーナルの編修委員としてもご活躍中です。

岩見幸子先生
OCG カリキュラムアドバイザー
岩見先生はカリフォルニア州立大学ロングビーチ校で教師トレーニングを受け、2011年からOCGのカリキュラム開発に関わっていらっしゃいます。OCGではJFL小学部のクラスをご担当いただいています。

教師トレーニング
アドバイザーの先生方は、毎週の様にOCGを訪れ、クラスを見学し、教師達に様々なアドバイスやご指導をしてくださいます。
またOCGでは、教師達がカリキュラムに基づき、効果的な授業を行なえるよう、アドバイザーの先生方による教師ワークショップや分科会を開催するなど、プロフェッショナルディベロップメントの機会も設けています。常に教師トレーニングに余念のない学校というのは、当校だけだと自負しております。